トマトは非常に強い植物なので、畑など根が張れる場所で、比較的日当たりが良ければ初めてであっても収穫まで期待できると思います。
- 種から栽培を始める場合は苗を作るまでが時間がかかるので、3月下旬ごろにはポットに種をまく。外は気温が低いので直播きせず、ポットを室内などにおいて保温(15℃以上)する。
- 最低気温に気をつけながら、5月初旬には畑に定植する。苗のうちはヒョロヒョロしていても問題ない。
種まき
トマトの栽培は初めてですが、ミニトマトはあまり好きではないので、中玉トマトで、甘いトマトと言われるフルティカを選定しました。
ちなみに、写真では確認できませんが、トマトの種は、食べているトマトの内側のドロドロした部分にある、あのひと粒ひと粒です。
3/21に、ポットにフルティカの種をまきました。この日の最低気温は6.2℃、最高気温でも13.8℃でした。日中は日が当たるので、ベランダにおいていましたが、夜は部屋の中に入れました。
種まきから5日目の3/26に発芽しました。わかりにくいですが、もやしの様な白いヒョロヒョロしたものが芽です。
【8日目】3/29の様子です。わずか3日しか経っていませんが、はっきりとした芽になっています。トマトだとわかっていなければ、雑草と間違えそうです。
【21日目】4/11。本葉が出てきました。種を巻いたすべてのポットから発芽しました。この時点ではそういうものかもしれませんが、どうもベランダで育てるとヒョロヒョロと徒長します。
【29日目】4/19。ぱっと見では、あまり変化したように見えませんが、全体的に少し大きく、太くなってきました。ただ、寒暖差が激しく、最低気温が10℃程度のこともあるので、畑への定植はもう少し待ちます。
【43日目】5/3。最低気温が10℃を割らなくなってきました。5月の気温も寒暖差が激しいまま、全体に気温が引き上がってきた感じです。一方で、最高気温は30℃を超える日が有りました。
トマトの苗を畑に定植します。以前より、苗も大きくなってきました。ただ、ひょろひょろしているので、一旦割り箸を支柱としてくくりつけています。
ポットから苗を抜くときは気を使います。やや粗雑ですが、ポットを逆さにし、そこの穴から中身を押し出します。ポット内に根が張っているようであれば、多少土が崩れますが、抜き出すことができます。
畑に、苗の土の深さ分位を掘って、埋めていきます。ヒョロヒョロと倒れそうで、心もとないです。すぐに駄目になるかも、と思えてきます。
しかし、トマトは強いです。倒れてしまっていても、次第に起き上がってきます。この後、トマトの生命力、繁殖力の強さに驚くことになります。
なお、支柱は、この段階から少し大きめのものを利用した方がよいです。すぐに大きくなってきます。この写真は手持ちの支柱で180cmです。
結局、この後、高さが足りなくなり、220cmのものに交換しました。
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