- 定植後は、それほど手を掛けなくても大きくなりますが、脇芽がどんどん生えてきて、栄養が分散されてしまい、実が小さくなるので、脇芽かきが重要。どんどん脇芽が出るようになったら、週に2回ぐらいは畑を見に行き、脇芽かきをする。
- トマトは大きくなると自立できなくなるので、支柱にくくりつけるか、紐で吊るすなど、地面を這わないように、持ち上げる必要がある。
定植後の経過と着花
【58日目】5/18。5/3にヒョロヒョロの苗を畑に定植し、相変わらず心もとない状況ですが、枯れてはいません。せっかく支柱を立てましたが、全く用をなしていません。
【61日目】5/21。今まで茎が倒れがちでしたが、上に伸びるようになってきました。写真のとり方が同じではないのですが、支柱にくくりつける紐などから比較して、茎も随分太くなってきたことがわかります。
【68日目】5/28。随分大きくなってきました。トマトはあまり水やりは必要ないとのことなので、乾き気味です。しおれている感じがありますが、この後の成長を考慮するとあまり問題ないと思います。
【78日目】6/7。かなり鬱蒼としてきました。花が付き始めています。また、写真では見えませんが、下の方に実がつき始めました。
トマトは芽かきが重要とは聞いていましたが、どこを芽かきして良いのかわからず、少し放置していたところ、茂りすぎたことに気づきました。
通常、芽かきをしたあとに、残した枝を支柱にくくりつけることで、トマトは上に伸びていき、すっきりとした枝ぶりになるのですが、あまり良くない状況です。
芽かきの目的は、根からの養分を分散させすぎず、実を大きくし、味を良くすることです。放置すると、次々に脇芽が出てきて、その脇芽がどんどん伸び、やがて花が咲き、実がなります。数は増えるのですが、根から供給できる養分量には限界があるので、芽かきが必要になります。
芽かき
当初は脇芽の見分けがつきませんでしたが、例えば、以下の写真であれば、幹と葉の間にある赤丸をつけた太い茎が脇芽です。脇芽は放置するとどんどん伸びてどれが幹なのかわからなくなります。トマトの繁殖力には驚きます。
【81日目】6/10。芽かき前の状態です。脇芽が増えると上に伸びず、横に茂ります。
【89日目】6/18。脇芽をカットしました。脇芽ばかりなのでカットすると、結構あっさりしてしましまいます。大丈夫なのかと感じますが、伸ばしていく一本を支柱にくくりつけて上に伸びるように仕立てていくのが、定石のようです。
なお、カットした脇芽ですが、小さめの脇芽であれば土に差しておくと根がついて、そのまま成長するようです。本来、実のないものを選ぶようですが、実がついていて勿体ないと感じた脇芽をベランダに持ち帰り、根がつくか試してみました。根が生えてくるまで、水耕栽培用に持っていたハイポネックスを水に溶かし、切断面をつけておきました。3日後には発根し、その後、鉢に土を入れて植え、いくつかの実は収穫できました。脇芽からの収穫の件は、また、別の機会に記載したいと思います。
【95日目】6/24。当初は支柱にくくりつけていましたが、茎が広がってしまったため、無理に支柱にくくりつけず、麻紐を巻き付けて上から吊る方式に変更しました。
花が下から咲きますので、実も下から付きます。今後、上に伸びるに従い、花が上の方に移動し、7段目ぐらいまで咲けば、順調と見て良いようです。
なお、下の方の葉は黄色く枯れてきます。役割を終えているので、枯れてきたら除去します。ただし、実の下の葉をカットします。
コメント