花が咲き始めると、あまり失敗することなく結実します。しかし、早めの追肥が必要のようです。追肥をしないと、実ができても固くなり、やがて樹勢が衰え、8月の猛暑も加わって、ほとんど実ができなくなります。
収穫と追肥
- 蕾が着き始めると次々に着花し、結実する。花が咲いて1週間もするとかなり大きくなってしまう。
- 結実し始めて1ヶ月ほどすると、固くて筋張った実が多くなってくる。
- 次々に結実しはじめたタイミングで追肥をした方が良いと考える。
着花と結実
6/23時点で、これから咲く蕾と花が終わったものがありました。写真が少し不鮮明ですが、右側の株の中で、左側に蕾が、右側に花が終わったものがついています。
6/29、上記で蕾と花が終わったものが、実になっています。左側は葉の影に隠れて見づらいですが、右側は5,6cmぐらいです。
7/5時点です。7cmほどで収穫と言われますが、いつも収穫が遅れてしまうので15cmほどになっているものがあります。それでも、この頃はそれほど筋張ってなくて、普通に食べられました。枝豆の収穫も同時に行っています。
なお、収穫した場合は、その実の下の葉は、落としていくようです。こうすることで、上に上にと伸び、実も上の方についていきます。
7/21時点。樹勢が弱っている感じはありませんが、曲がっている実ができ始めました。赤枠のように手前の葉は他の葉に比べて細くなっています。明らかに、追肥のサインと判断し、1回目の追肥をしました。
追肥
追肥は、一般には化成肥料が良いようです。
ただ、筆者は有機栽培にこだわったので、手持ちの油かすを施肥しました。
やり方はいくつかあるようですが、1回目では、株元から30cmぐらい離れたところで、畝の根本を少し掘って、肥料を入れ土をかぶせました。追肥の後は、水を多めにまいて、肥料分を土にしみこませます。
有機肥料は効果が出るまで時間がかかります。7/31時点で状況は悪化しています。
追肥後も効果は見られず、8/21時点では葉がかなり細くなっています。曲がった実や種の形がわかるようなゴツゴツツ実が多くなり、非常に固く、食べられないものが増えてきました。
3回ほど追肥をしましたが、9/4時点で下記のように花も実もなく、枯れてきてしまいました。ネットで検索すると9月ぐらいまでは収穫できるようです。他の畑のオクラは9月でも実を着けていました。
したがって、追肥の遅れや不足が原因で収穫時期が早く終了したのではないかと考えています。
また、6月後半から気温があがり、最高気温では30℃超えの日が続きました。そのことも原因と思われます。
肥料が効き始めるまでの時間を想定すると、着花し始めた7月下旬には追肥を行ったほうが良いと思われます。
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